新庄流“サプライズ”に期待 発表間近の日本ハム新ユニホームは「青」が基調?
自主トレ中の新人選手は全員が“青”のスパイクを着用
日本ハムは21日、今季からモデルチェンジする新ユニホームを発表する。ファッションには人一倍のこだわりを見せる新庄剛志監督の意見も反映されたという、新たな戦闘服はどのようなものになるのだろうか。自主トレーニング中の新人選手の姿にちょっとした“ヒント”が隠されていた。
ファンの間で話題となっているのは、新人選手たちの足元だ。メーカーは様々だが、履いているスパイクは全員が鮮やかなブルー。現在のNPBで青いスパイクを履いている中日やDeNAのように、新たなユニホームは青が基調になっているのではと推測される。
青はこれまでもイメージカラーの1つではあった。2011年から昨季まで、11年間使用してきたユニホームの左肩にも青はあしらわれている。さらに2018年、球団の北海道移転15周年で使用を開始した「北海道スカイブルーユニホーム」はファンにも好評だ。
日本ハムのユニホームは、ファンへ常に驚きを与えてきた。1981年オフに採用されたユニホームは、当時のアストロズが来ていた“レインボーカラー”を参考にオレンジ、黄色を配したド派手なもの。2004年の北海道移転と共に採用されたユニホームは左右非対称というそれまでになかったデザインで、その後アマチュア野球の世界でも大流行した。現在使っているビジターユニホームも、上衣がゴールドというなかなか見られなかった色遣いだ。
そこに、新庄監督のセンスも配される。現役時代にはユニホームの着こなしにも人一倍のこだわりを見せて来た。ひとりだけ襟付きのアンダーシャツを着用しようとし「全員同じものを着用する」というルールに触れるとして中止した時も「新しいことに挑戦する勇気を持ってほしい」とコメントしていた。今回も一筋縄で行くわけがない。
来季の新球場「エスコンフィールド北海道」開場を前にした大改革。ユニホームだけでなく、2004年から使い続けてきたプライマリーロゴも刷新される。いったい何が登場するのか、目を離せそうにない。午後5時過ぎに予定される発表会見の模様は球団公式YouTubeなどで中継される。