オリ宮内オーナー、阪神との日本Sを期待 「もう一つのチームに頑張ってもらって」

中嶋監督の手腕を絶賛「やはりプロフェッショナルな監督」

――昨年はリーグ優勝時に胴上げも経験

「25年前にも(胴上げを)してもらっている、それから(時間が)経って『今度はオーナー胴上げする』と言っていた。なかなか良いものでした」

――中嶋監督の手腕について

「これまで、ずいぶん沢山の方に監督をしてもらった。本当に皆、頑張ってもらった。その中で中嶋さんは、やはりプロフェッショナルな監督。選手生活が長く、コーチ歴も長い。尚且つ、武者修行でアメリカで勉強していた。指導者としてのベースをきっちり学んできた。選手じゃなく指導者としての中嶋監督は、きっちりと教育を受けてきた。最初は2軍監督をお願いして、(2020年の)途中で急遽、1軍をやれと。ビックリしたと思うが、そういう意味では2軍の選手を知っていたことが大きい。他の人ならああいう形はできなかった。この差は大きい。指導者としてのベース、実戦を戦うバックグラウンドが両方合致した」

――選手の成長も大きかった

「いつも監督やコーチには、若い人で野手、投手1人ずつ化ける人を作ってくれと言っていた。それはなかなか難しいのに、去年はたくさん化けた。予想以上に活躍してくれた選手がたくさんいてくれた。そういう意味では、化ける選手がちょうど孵化する時期だったのかも。若い選手が出てきて、そのまま活躍することは、今まであまりなかった。おそらく指導者の力、選手の潜在能力が合致したのだろう」

――裏方、フロント、メディアなど企業努力もあった

「裏方の隅々まで、盛り上げようという意識が大きかった。全体が底上げして最後に実った。この力を継続することが大きな課題。継続してさらに伸ばす、あつかましいがそう思っている」

――今年のチームへの期待

「選手は去年のシーズンで、もの凄い疲れたと思う。疲れがあり2年間連続して活躍できなかった選手も、さらに伸びた選手も見てきている。そういう意味ではうちのチームは若い。疲れてへたるんじゃなくて、さらに伸びるのを期待している。それがあれば私はもう1度、胴上げしてくれると信じている」

吉田正は「稀有な才能を持っている」山本は「七色の魔球、現代版」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY