坂本勇人にかかる“ゴジラ越え”の期待　東京ドームの通算本塁打トップ10は？

トップは阿部慎之助219本、松井秀喜は146本で4位

　巨人の本拠地・東京ドームでは昨季、83本のアーチが飛び出した。1988年4月8日、巨人対ヤクルトがこけら落としとなり、これまで3214試合の公式戦が開催され、7118本塁打が生まれた。大物たちの名前がズラリと並ぶ、個人通算本塁打のトップ10を見てみよう。

　1位は9度のベストナインを誇る阿部慎之助の219本。正捕手として、4番として、長年常勝チームを支えてきた。2位に高橋由伸（176本）、4位に松井秀喜（146本）と大打者たちの名前が並ぶ。

　東京ドームは日本ハムも、札幌ドームに移る前年の2003年まで本拠地として使用していた。3位の小笠原道大は175本のうち、95本を日本ハム時代に積み上げた。また日本ハム一筋でプレーした「ミスター・ファイターズ」田中幸雄も145本を放ち、5位にランクインしている。

　注目すべきは、トップ10の中で唯一、現役選手の坂本勇人だろう。ここまで135本は、トップの阿部と84本差。最近2年間は19本塁打だった主将が1位に躍り出る瞬間は、一体何年後にやってくるだろうか。