選抜、21世紀枠出場校は只見、丹生、大分舞鶴 いずれも春夏通じて初出場
過去に21世紀枠出場のない福井県から丹生が選出
日本高野連は28日、第94回選抜高校野球大会の出場校を発表し、21世紀枠には只見(福島)、丹生(福井)、大分舞鶴(大分)の3校が決まったと発表した。いずれも春夏通じて初出場。
大分舞鶴は「県内トップクラスの進学校。平日の練習は約2時間ながら3班で分単位のメニューをこなすなど、自主性を重んじている」が選出理由とされた。
丹生は過去に21世紀枠の選出がない福井県からの選出。「27人の選手全員が地元出身。地域活性化にも一役買っている。近年は県内上位の成績を収めている」。
また只見は「福島、新潟県境で日本有数の豪雪地帯にあり、野球部も選手13人、マネジャー2人と少数。雪でグラウンドが使えない仲でも実力を培ってきた。過疎化が進む地域で若い活力となっている」と理由が説明された。