“ノンテンダー”秋吉を「応援していきたい」 独立L福井入りに日本ハム稲葉GM
「再契約も考えていた。ノンテンダーってそういう意味」
日本ハムの稲葉篤紀GMが31日、キャンプ地の沖縄県名護市で取材に応じ、今オフ日本ハムを「ノンテンダー」とされ、この日独立リーグの日本海オセアンリーグに参戦する福井ネクサスエレファンツ入りが発表された秋吉亮投手に「本当に頑張っていただきたい。それしかないです」とエールを送った。
秋吉は2019年にヤクルトから日本ハムへ移籍。ただ昨季は1軍10試合登板に終わると、昨年11月に今季の契約と提示されない「ノンテンダー」とされ、保留選手名簿を外れて自由契約に。オフの間にNPB球団との契約は叶わず、31日に福井入りが発表された。
「ノンテンダー」とすることが発表された当時、稲葉GMは他球団との交渉がまとまらなかった場合には日本ハムが再契約する可能性も示唆していた。「再契約も考えていた。ノンテンダーってそういう意味ですし。ただまとまらなかったということ」とし「悔しい思いをしていると思う。応援していきたい」と話した。
(羽鳥慶太 / Keita Hatori)