変化球なのに160キロ超「歴史上、最もとんでもない球」 23歳の魔球に分析家注目
昨季の防御率1.29、23歳エマヌエル・クラセが投じる“魔球”
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で、日本のファンからも親しまれる米投球分析家のロブ・フリードマン氏が、“160キロ超の変化球”を取り上げている。自身のツイッターで、ガーディアンズ(旧インディアンス)の23歳エマヌエル・クラセが投じる魔球を紹介。「野球の歴史上、最もとんでもない球のひとつ」と特筆した。
クラセは昨季71試合に登板し、4勝5敗、防御率1.29と抜群の安定感を見せた。その躍動を支えたのが、100マイル(約161キロ)を超えるカットボール。その圧倒的なスピードもさることながら、フリードマン氏は「彼の異常な制球力も忘れてはならない」とも綴り、魔球の数々を動画で紹介した。
日本のプロ野球でも“速球化”は進む一方だが、クラセが投じているのはストレートではなく“変化球”。打者もお手上げ状態で、ファンも「どうやったら当てられるのか分からない」「狙ったところ外しても関係なし」「とても美しい」と注目していた。