暴行疑惑のバウアーは刑事訴追されず 「僕は決してその女性の顔を殴っていない」
トレード・ルーマーズなど複数のメディアが報道
女性への暴行容疑で取り調べを受けていたドジャースのトレバー・バウアー投手に対し、検察当局は刑事訴追しないことを決めたと、米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」など複数のメディアが報じている。ただ、大リーグ機構側からの調査は継続されるという。
女性との性交渉の際に首を締めたり叩いたりしたとして、暴行疑惑が浮上していたバウアー。当初から「女性が繰り返し“首絞め”や顔を叩くことを求めるなど“乱暴な”性交渉を求めた」などと代理人を通じて否定してきた。
同サイトは、米メディア「TMZスポーツ」が一報を伝えたことに追随。バウアーは訴追を免れたが、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブリット・ジローリ記者によると、「MLBの調査は現在も継続している。然るべき時期に詳しいコメントを出していく」と機構側は声明を出している。
バウアーは自身の公式YouTubeチャンネルで「僕は決してその女性の顔を殴ったりしていない。いかなる時も彼女に暴行を加えたりしていない」と改めて暴行を否定。「ここ数か月間の僕の人生を自分なりに判断してみると、関りを持つことを選んだ相手に関してはお粗末な選択をしたことは明らか。しかしながら、僕はこの女性や彼女の弁護士、そして一部のメディアの人たちが言葉で表現するような人間ではない」と語っている。
バウアーは、暴行疑惑が浮上した昨年7月に休職リスト入り。それ以降は登板せず、シーズン17試合登板で8勝5敗、防御率2.59だった。
(Full-Count編集部)