メジャー予備軍が豊富な球団は? 米メディアが分析、ド軍は昨年10位から急上昇

マリナーズ有望株のフリオ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
マリナーズ有望株のフリオ・ロドリゲス【写真:Getty Images】

2位マリナーズ、3位ダイヤモンドバックス、4位レイズ

 メジャーリーグ各球団の傘下には、将来有望な若手選手らが腕を磨いている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、全30球団の「ファームランキング」を掲載。キース・ロー記者による格付けで昨年は10位だったドジャースが、一気に上昇して1位となった。

 ロー記者は「もし私が200位までのプロスペクトランキングを作ったとしたら、ドジャース傘下のトップ10選手は全員入る」と強調。一例として、1Aで昨季打率.298、10本塁打、OPS1.023をマークした20歳のディエゴ・カーターヤ捕手の名前を挙げた。一方で、カーターヤを含め即戦力候補が少ないことも触れた。

 2位のマリナーズについては「傘下の剛腕投手の数は球界屈指」と分析。次点になった点として「ドジャースの傘下有望株はローテ候補が多いが、マリナーズはリリーフや質の高い控えになりそうな選手が多い」と違いを見出した。3位はダイヤモンドバックス、4位はレイズと続いた。

 最下位になったのは、ホワイトソックス。とはいえ2年連続でプレーオフに進出している裏返しで、数年前の有望株が次々とメジャーに羽ばたいたために傘下が“手薄”になったとの見解だった。記事でも「遊撃手(ティム・アンダーソン)と左翼手(アンドリュー・ボーン)は球団が1巡目でドラフト指名した選手、そして中堅手は大型契約した海外アマチュアFA(ルイス・ロバート)。ローテにもブルペンにも球団の1巡指名選手がいる」と現状を語っていた。

(Full-Count編集部)

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