菊池雄星は17.4億円でメッツが獲得すべき? 米メディア進言「巨大なポテンシャル」
昨季は29試合に登板し7勝9敗、防御率4.41
マリナーズからFAとなった菊池雄星投手はロックアウトの影響もあり、今シーズンの所属先が決まっていない状況だ。そんな中、米メディアはナ・リーグの各球団がロックアウト後に“最優先”することを特集し「メッツの先発投手陣の層を厚くしてくれる」と、菊池の獲得を進言している。
長引くロックアウトで契約が止まる中、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「ロックアウトが終わったときにナ・リーグの各球団がまず最初にやるべきこと」を特集。その中でメッツについては「ユウセイ・キクチと1年1500万ドル(約17億4000万円)で契約する」と、日本人左腕の獲得を勧めている。
菊池は昨季は29試合に先発して7勝9敗、防御率4.41をマークし、イニング数を上回る163三振を奪った。前半戦はエース級の活躍を見せたが、後半戦に失速し初の2桁勝利を逃すことになった。
メッツが獲得すべき理由について記事では「キクチはいいものを持っている」とし95マイル(約153キロ)の直球とカットボール、スライダー、スプリットを評価。一方で1年を通して結果を残せていない現状には不安もあるようで「問題は彼の巨大なポテンシャルに、彼自身がいつか追いつくことができるのか?」と指摘している。
メッツにはマックス・シャーザー、ジェイコブ・デグロムと球界を代表する投手がいるだけに「(菊池が)どれだけ学べるか、想像してみてほしい。キクチが答えを見つけることを期待して、ギャンブルする価値はある」と、一気に覚醒する可能性にも期待していた。
(Full-Count編集部)