鷹育成の元広島・藤井と中村亮がA組に昇格 藤本監督が明言、高橋純と奥村がB組へ

紅白戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉(左)と中村亮太【写真:福谷佑介】
紅白戦に登板したソフトバンク・藤井皓哉(左)と中村亮太【写真:福谷佑介】

藤井と中村亮はB組から参加したA組紅白戦で好投した

 ソフトバンクの藤本博史監督は16日、育成選手の藤井皓哉投手、中村亮太投手を17日からA組に昇格させ、高橋純平投手と奥村政稔投手がB組に降格する入れ替えを明言した。藤井と中村亮は16日に行われた紅白戦で好投し、アピールに成功していた。

 2014年のドラフト4位で広島に入団した藤井は2020年オフに戦力外に。昨季は高知でプレーし、ソフトバンク3軍との試合ではノーヒットノーランを記録していた。今季からソフトバンクに加入し、この日の紅白戦では2回を投げて無安打無失点3奪三振、最速150キロをマークしていた。

 中村亮は2020年の育成ドラフト8巡目で東農大オホーツクから入団。150キロ前後のストレートを武器にし、藤本博史監督も注目の選手として語っていた存在だった。この日の紅白戦では2回を投げて2安打1失点2奪三振。最速は149キロだった。

 一方、高橋純はこの日、先頭から2連続四球でピンチを招くと上林に3ランを被弾。1回を投げて3安打3四球3失点と結果を残せず。奥村は無失点だったものの、1死から2者連続で四球を与え、前回の紅白戦登板に続いてアピールに失敗していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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