前田健太とTシャツ合作 独特過ぎる画風でバズった“野球イラストレーター”の正体は?
大谷効果でどんどん拡散…1時間後には“バッタもん”が登場
「ここまで広まるのかとびっくりしました。一番驚いたのは、ツインズの公式ツイッターでTシャツが紹介された1時間後には、もうインターネットで“バッタもん”が売られていたことです。国内なら訴訟とかも考えますけど、急だったし言葉もわからないので……。とにかく乗っかって商売するたくましさがもう滑稽で、もはや笑えてきましたよね。それだけ話題になってる証拠だなと、ポジティブに受け止めました」
その後、りおたさんはこの企画とは別に、前田投手からトミー・ジョン手術後のリハビリ時に着用するTシャツデザインの依頼を受けるという“念願”を果たしている。
前田投手も、時に自らのイラストを公開することがあり、あまりに独特な画風が名物化している。りおたさんはそのスタイルを「グッズとの相性の良い”ゆるい絵柄”が素敵ですよね。自分の絵の強みを理解しているところが良いなと。ハッキリとした思い切りの良い線や色使いのセンスも良くて。何よりも絵を楽しんで描いているのが伝わってくるのが最大の魅力だと思います。マエケンさんの描かれる絵、大好きです」とプロの目から高く評価している。2人の“画伯”が力を合わせて作ったムーブメントだった。