楽天田中和、藤浪からスコアボード破壊の超特大弾　2打席連発＆2戦3発と猛アピール

田中和の特大弾がスコアボードに直撃、楽天側のスコアが表示されない状態に…

　プロ6年目の楽天・田中和基外野手が19日、阪神との練習試合（金武）に「6番・右翼」でスタメン出場。第2打席で藤浪からスコアボードを破壊する超特大弾を放った。

　球場にどよめきが起こったのは4回だった。田中和は先頭で打席に入ると、阪神の2番手・藤浪が投じた外角低めのストレートを豪快にすくい上げた。打球は中堅バックスクリーン上部のスコアボードを直撃し「カウント有利な状況だったので、まっすぐ一本に絞って思いっきり振りました。打ててよかったです」とコメント。

　スコアボードはこれで壊れたのか、楽天側のスコアが表示されなくなった。2回の第1打席でも、阪神先発の秋山から右中間へソロ。17日のヤクルトとの練習試合でも木澤から左中間へソロを放っており、2試合で3発だ。

　スイッチヒッターの田中和は立大から入団し、2年目の2018年には打率.265、18本塁打、21盗塁で新人王に輝いたが、その後はパッとせず。今季は久しぶりに華々しく存在感を発揮し、レギュラー獲得へ順調にステップを踏んでいる。