労使交渉再開も合意ならず 5時間話し合いで機構側譲歩も「非常に大きな隔たり」
シーズン開幕へは2月末までの新労使協定合意が不可欠
メジャーリーグは機構側と選手会側の労使交渉が米フロリダ州ジュピターで再開されたが、この日も合意に至らなかった。3月31日(日本時間4月1日)のシーズン開幕へは2月末までの新労使協定合意が不可欠となっている中、この日も金銭面の隔たりは大きいままだったようだ。米メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者が伝えた。
ドレリッチ記者によると、年俸調停前のボーナスプールの総額について、機構側が1500万ドルから2000万ドルに引き上げたが、選手会側は1億1500万ドルの希望を譲らず。ドレリッチ記者は「非常に大きな隔たりがある」と伝えた。ドラフト制度についても話し合われたが、ここでも両者の意見は食い違ったまま。年俸総額の課徴金限度額、いわゆる贅沢税については話し合われなかった。
米USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者によると、5時間のロング交渉となったようだ。機構側と選手会側は22日(同23日)も交渉を行う予定。12月初旬にロックアウトに突入してから進展のなかった労使交渉。通常のシーズン開幕へ残り1週間で合意に達することはできるのだろうか。
(Full-Count編集部)