「鎧を脱いで素の自分を」クールな元巨人“恐怖の6番”岡崎郁がYouTubeで見せる顔
クールなイメージも本当は…「おちゃらけた人間」
岡崎氏は自由な時間が増えた今「何をやっているかというと、たいがいYouTubeを見ているのですよ」と苦笑する。
過去には様々なメディアで評論活動をしてきた。「今でもテレビ、ラジオ、新聞がマスコミの王様だと思っていますが、それらは依頼をいただかないと、出演したり書いたりできない。その点、YouTubeやSNSは他人に雇われなくても、自分が発信したい時にできる。使い方によっては怖いところもあるけれど、今はそういう時代なのかな」と認識している。
現役時代はクールなイメージで、若い女性を中心に絶大な人気を誇った。「僕の人間像は結構誤解されていると思う。本当はおちゃらけた人間なのにね。YouTubeは従来のメディアより、鎧を脱いで素の自分を出しやすい気がする」という思いもある。
60歳からの新しい人生では、志半ばで引退に追い込まれるプロ野球選手のセカンドキャリアを支援するため、人材派遣会社の立ち上げを検討中。2019年11月に東京・新橋にオープンさせた鉄板焼き「おか福」を中心に、飲食店も展開していく。その中でも“還暦のユーチューバー”としての活動は実に興味深く、目が離せない。