セーブ王が大砲候補に? 元ヤクルト助っ人、異例の“再転向”に韓国メディアが注目
元ヤクルトのハ・ジェフンは今オフ投手から外野手に転向
ヤクルトや独立リーグの徳島でプレーし、現在は韓国のSSGランダーズに所属するハ・ジェフンの野手転向が順調に進んでいる様子だ。韓国メディアの「OSEN」が「打球速度も外国人打者に負けていない」という記事で伝えている。
ハ・ジェフンは高校卒業後の2009年に米国へ渡り、カブス傘下のマイナーでデビュー。2013年には3Aまで昇格し、62試合で5本塁打、打率.241を残したこともある。2016年には徳島へ移籍、シーズン途中に登録名「ジェフン」としてヤクルト入りし、ここでも外野手としてプレーした。
ただ2017年に徳島へ戻ると、外野手登録ながらマウンドにも上がり、投打二刀流で起用された。2018年に韓国のドラフト参加を表明すると、投手として当時のSKが指名。1年目から36セーブを挙げ、最多セーブのタイトルも獲った。ただその年後半に肩を痛め、その後2年間は思うような成績を残せなかった。昨季も18試合登板で1勝2ホールド、防御率4.00に終わった。
昨秋、再び外野手に転向することが決まった。当時の報道によると「怪我が最も大きな理由だ。2019年以降は、心理的に辛い時間を送ってきた」と決断の裏側を口にしている。