菊池雄星は「3年75億円」でジャイアンツが獲得すべき? 米データサイトが進言
ジャイアンツの台所事情「ローテーションに大きな痛手だ」
マリナーズからFAとなり、ロックアウトの影響で今季の所属先が決まっていない状況の菊池雄星投手。去就に注目が集まる中、米データサイト「ファングラフス」では、ジャイアンツに獲得を進言。3年6500万ドル(約75億円)と具体的な年俸イメージも添えている。
同サイトでは、まだFA市場に残っている投手たちの移籍先を展望。菊池をオススメする理由には、ジャイアンツの台所事情がある。昨季キャリアハイの14勝を挙げたケビン・ガウスマンがブルージェイズに移籍し「ローテーションに大きな痛手だ」と指摘。エンゼルスからアレックス・コブは獲得したものの、故障も多く「160イニングを投げることを期待するのは、その後の計画として適切ではない」と見ている。
少なくともローテーションには1人足りないとした上で「選択肢は多くはないが、私はサンフランシスコがユウセイ・キクチを獲得するというアイデアが好きだ」と強調。昨季後半は失速したものの、前半戦はエース級の活躍で、メジャー3年目の真価を見せたのも確か。「各球場での彼の成績を予測すると、彼はジャイアンツで最高のWARを出すという結果が出た」とまとめた。
結果だけ見れば3年間で15勝24敗、防御率4.97だが、メジャーでも指折りの速球左腕。4年目の新天地はどこになるのか、ロックアウト後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)