主砲不在の危機も大田泰示に期待、20歳森敬斗を2番抜擢か DeNAスタメンをガチ予想
キャプテン佐野、選手会長の今永と投打の大黒柱がキャンプ離脱
三浦大輔監督の就任2年目となるDeNAは今季、本拠地・横浜スタジアムに広島を迎えて開幕を迎える。昨季はオースティンら外国人選手が来日できずに開幕から11戦勝ちなし(8敗3分け)。シーズン序盤の出遅れが響いて54勝73敗16分けで6年ぶりの最下位に沈んだ。巻き返しへ開幕ダッシュが不可欠となる中、指揮官はどのようなオーダーを組むのか。現時点での2022年の開幕スタメンを占ってみる。
昨季は佐野恵太、桑原将志、タイラー・オースティンと外野手陣が固定されていたが、佐野がキャンプ中盤に右腹斜筋の肉離れで2軍調整に。2020年首位打者の離脱は打線にとっては大きな痛手となりそうだが、昨オフに日本ハムから自由契約となった大田泰示に神里和毅、細川成也、ドラフト6位の梶原昂希(神奈川大)らがいる。空いたポジションを誰が掴むのか注目ポイントとなりそうだ。
内野では遊撃手が熾烈な争いとなりそうだ。昨季は大和がチームトップ68試合先発、柴田竜拓が35先発したが、チーム期待の2019年ドラフト1位・森敬斗が射止めることができるか。2018、2019年の本塁打王・ソトを6番以降に置くことができれば、破壊力満点の打線となりそうだ。
投手ではエースの今永昇太が左前腕の炎症で離脱。三浦監督は軽症を強調したものの、開幕までは1か月を切っている。キャプテン・佐野と選手会長・今永が離脱し、2年目の牧がキャンプ手締めを行った。昨年は外国人がおらず、今年は投打の大黒柱が不在。三浦監督の手腕の見せ所となりそうだ。