オープン戦の再延期が決定 労使交渉いまだ合意に至らず、最短で3月9日から

MLBはオープン戦の再延期が決定【写真:AP】
MLBはオープン戦の再延期が決定【写真:AP】

ようやく前進「金銭絡みの1つの問題については、解決寸前」

 難航しているメジャーリーグは機構側と選手会側の労使交渉が、ようやく進展を見せた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者は「少しだけ前進! MLBと選手会は1つの点で進展を見せた。アマチュアドラフト指名に関してだ。MLBが提案をし、選手会が同日に対案を出した。ロブ・マンフレッド(コミッショナー)がトニー・クラーク(選手会専務理事)と1対1で顔を合わせた。マンフレッドは選手たちとは会っていない。彼らは明日会うことになっている」と綴った。

 また米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「少なくとも金銭絡みの1つの問題については、解決寸前のようである。ドラフト指名についてだ」と説明。他の金銭面での提案については、形式上では協議されていなかったと関係者は語っている。

 25日(日本時間26日)はオープン戦が開幕していたはずの日だったが、いまだ合意に至らず。同記者は「MLBは正式にオープン戦を更に中止する。現時点では、月曜日までに労使交渉が合意に至る場合に限り、(オープン戦開幕は)最短でも3月8日になる」と述べた。3月31日(同4月1日)のレギュラシーズン開幕を実現させるために、残された時間は少ない。

(Full-Count編集部)

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