MLB429盗塁男の“剛腕息子”は「えげつないの一言」 究曲魔球に米分析家注目
マーキス・グリッソムJr.に「ピッチング・ニンジャ」も着目
メジャー通算429盗塁を記録した元外野手マーキス・グリッソム氏の息子に、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が熱視線を送っている。ジョージア工科大の右腕グリッソムJr.投手。最速97マイル(約156キロ)の速球に加え「えげつないスライダー」と鋭く曲がる魔球にも着目している。
グリッソムJr.は今季ここまで3試合に登板して0勝1敗、防御率8.53と結果こそ出ていないが、投じるボールには、秘めた潜在能力が随所に滲んでいる。フリードマン氏が自身のツイッターで紹介した動画には、威力ある速球と打者の手元で急激に曲がるスライダーが切り取られており、ファンも「えげつない、の一言」「かなり手元で変化してるね」と驚いているようだ。
昨季の大学デビュー戦では、最多勝5度、サイ・ヤング賞2度のトム・グラビン氏の息子と投げ合ったエピソードも。2人の父親は1995年にブレーブスを世界一に導いており、数奇な“巡り合わせ”が当時地元で話題となった。父の背中を追ってメジャーリーガーになるのか、今後に注目だ。