「日本一になれると思うんです」 日本ハム変化の象徴“執念先輩”が声を出すワケ
“執念先輩”今川優馬の決意「日本一になれると思うんです」
ベンチにどっかり腰を据える選手がおらず、みんな前のめりになって試合を見つめていた。自分もいつどこで、どんな役割で試合に出るかわからないとなれば、グラウンドを真剣に見つめる。自然と試合に入り込んで声も出る。その中心にいるのは2年目の今川優馬外野手だ。あだ名は「執念先輩」。いつも「執念!」と声を出しているからだ。
「野球を楽しめ」という新庄イズムの“権化”とさえ言えるかもしれない。この今川はいつもニコニコ、とにかく楽しそうにプレーするのだ。そしてベンチにいるのかもすぐ分かる。どれだけ追い込まれようと、あきらめず声を出し続けるからだ。思い返せば北海道移転以降の日本ハムは「最後まであきらめずにプレーする」ことを掲げ、支持されてきた。日常だったはずのこのスタンスが、歳月とともに薄れてはいなかっただろうか。先の阪神戦の後、今川に“声”を出す意味を聞いた。

