「マンフレッドをクビに」開幕延期…現役選手がコミッショナーの“態度”に怒り
ロックアウトの影響で新天地が決まらない選手は「この事態が避けられたことは明白」
3月31日(日本時間4月1日)に予定されていたメジャーリーグの開幕延期と試合数削減が決定し、現役選手からはSNSで怒りの声が上がっている。矛先は、1日(同2日)に会見を行ったMLBのロブ・マンフレッドコミッショナーに向いているようだ。米メディア「NBCスポーツ」などが伝えた。
過激な言葉で怒りをぶちまけたのは、“ご意見番”のマーカス・ストローマン投手だ。「マンフレッドをクビにせにゃ」「マンフレッドはピエロ」「マンフレッドが僕らの野球を台無しにする一方で、オーナー陣の操り人形になっている」とコミッショナーに噛みついた。
タイガースのダスティン・ガーノー捕手も「みんなに嘘をついている。43日間も沈黙を守っていながら、誠意をもって“交渉”しただなんて」と投稿。エンゼルスのマイケル・ローレンゼン投手は「この状況でなんで笑えるのか見当もつかない」と、マンフレッド氏の会見での態度を疑問視している。
ロックアウトの影響でまだ新天地が決まらないトラビス・ショウ内野手は「この事態が避けられたことは明白。だからこそ悔しい。野球にとって悲しい日」と気持ちを吐露。また、パドレスのダルビッシュ有投手は「I’m ready(準備はできている)」と、いつになるか決まらない開幕に向けて調整を進めている動画を公開している。