巨人戦には“ドラ1”ズラリ…2冠の柳はどこで起用? 中日開幕ローテを“本気予想”

中日・大野雄大(左)と柳裕也【写真:小西亮】
中日・大野雄大(左)と柳裕也【写真:小西亮】

絶対に避けたいのは開幕3連敗…あえて柳を3戦目で“保険”にする手も

 開幕まで1か月を切り、各球団では先発ローテーション争いが激化している。立浪和義監督が就任した中日はエースの大野雄大投手が開幕投手に決定。東京ドームに乗り込む3月25日からの巨人3連戦、本拠地で迎える3月29日からのDeNA3連戦は誰が先発するのか。現時点で考えられる開幕ローテを“本気予想”した。

 大野雄に開幕を任せるとなると、気になるのは昨季最優秀防御率と最多奪三振に輝いた柳裕也投手の処遇。シーズン4戦目となる本拠地開幕戦のにもってくることも十分に考えられるが、まず避けたいのは開幕3連敗。仮に大野雄からまさかの2連敗を喫しても、3戦目で柳が勝利を拾えば「1勝2敗」で傷を少なくできる。

 となると、バンテリンドームでの初戦は小笠原慎之介か。昨季は初めて規定投球回に達した左腕は、次期エースとしてフル回転が求められる。柳からの流れで連勝できば、開幕2連敗でも五分に戻すことができる。

 残る2戦目、5戦目、6戦目は流動的になってきそう。候補としてはキャンプから猛アピールを続けている高卒2年目の高橋宏斗や岡野祐一郎、先発に転向した岡田俊哉らが挙がる。高橋宏か岡田が2戦目に入ってくれば、開幕カードは“ドラフト1位”投手が担うことになる。いずれにしろ、ドラ1たちがローテを担っていくのは事実。低迷脱出へ、真の投手王国を目指す。

【一覧表】投手2冠の柳はあえて3戦目…“本気予想”した中日の開幕ローテ

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