ど真ん中なのに手が出ない…163キロ以上の“超剛速球”は「現実離れしている」
前田健太のトレード相手、グラテロルの平均球速はなんと160.9キロ
メジャーリーグの醍醐味でもある100マイル超えの剛速球。昨季もチャップマンやヒックスらが、日本のプロ野球では滅多にお目にかかれない球速のボールを軽々と投げ込んだ。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、102マイル(約164キロ)以上のストライクに着目。ファンからは「どうやってバットを当てるのか」と驚きの声が上がっている。
フリードマン氏は、自身のツイッターで“昨季の剛速球”を特集。特に登場回数が多かったのは若手のブルスダー・グラテロル(ドジャース)とエマヌエル・クラセ(ガーディアンズ)だ。MLB公式サイトのデータによると、前田健太のトレード相手としても有名なグラテロルは、平均球速が100マイル(約160.9キロ)、クラセは100.2マイル(約161.2キロ)と異次元の数字を残している。
ファンも「グラテロルは現実離れしている」「グラテロルは本当に軽々投げているようだね」と驚きを隠せない様子。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」によると、昨年101.3マイル(約163キロ)以上の球は233球で、長打は1本も記録されていないという。