交渉中にゴルフの練習、会見では笑顔…MLBコミッショナーの“危機感のなさ”が問題に
AP通信が“ゴルフのスイングをチェックする姿”を激写、SNSで拡散された
メジャーリーグの新労使協定を巡る交渉は1日(日本時間2日)も合意には至らず、3月31日(同4月1日)に予定されていたシーズン開幕の延期と試合数削減が決定した。その交渉と会見の場でのMLBのロブ・マンフレッドコミッショナーの“危機感のない”姿がSNSで拡散。ファンだけでなく、現役選手らからも非難の声があがった。
米紙「ボストン・グローブ」のマイケル・シルバーマン記者は、AP通信が激写した“マンフレッド氏が交渉の真っ只中にゴルフのスイングをチェックする写真”をツイッターで公開。開幕を待ちわびているファンは、当事者意識の欠如と取られてもおかしくない姿に激怒。「クビにしろ」「この野郎は最悪だわ」「この写真は偽物だと言ってくれ」と多くのコメントが寄せられた。
さらに、開幕延期を発表する重要な会見で、笑顔を見せたことも話題に。マリナーズのマルコ・ゴンザレス投手は「試合中止について笑い飛ばすために生放送に登場したってわけね」と一蹴。エンゼルスのマイケル・ローレンゼン投手は「この状況でなんで笑えるのか見当もつかない」と不快感を露わにしている。
(Full-Count編集部)