「シンカーって遺伝するの?」 211勝右腕の息子はフォームも鋭い変化球も父親似と話題

マーリンズ時代のケビン・ブラウン【写真:Getty Images】
マーリンズ時代のケビン・ブラウン【写真:Getty Images】

ジョージア工科大のドーソン・ブラウンの父は元ドジャースのエース

 得意球は“遺伝”するのだろうか。メジャー211勝を挙げた名投手の2世が投げる、父とそっくりの魔球に注目だ。ジョージア工科大の右腕・ドーソン・ブラウンが投じたボールは、右打者の足元を襲うかのように急落下。「信じられない変化」「なんだこの腕の角度は」と、驚きのコメントが集まっている。

 父は、ドジャースなどで活躍したケビン・ブラウン氏。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「シンカーって遺伝するの?」とコメントを添えて動画を投稿したもの。ファンからは「フォームと投球スタイルが父親そっくり」「彼の父は私が見た中で最高のシンカーの持ち主だった」「私のような90年代のキッドからすればこれはタイムマシンだ」と、フォームも変化も父にそっくりだとの指摘が相次ぐ。

 ブラウンはまだ2年生。すでに開幕している今季リーグでは5試合5イニングを投げ、0勝0敗3セーブ、防御率0.00(3安打4四球7三振)と完ぺきな投球を見せている。父のケビンはメジャー通算211勝、レンジャーズやドジャースで活躍した。1997年のマーリンズ時代にはノーヒットノーランも達成した名投手。その背中にどこまで迫るだろうか。

【実際の動画を見る】足元襲う魔球の「信じられない変化」ブラウンのシンカーは父譲り

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