昭和、平成、令和…史上初の“3元号”勝利なるか? 大垣日大など2人の監督に可能性
星稜・林監督、東洋大姫路・藤田監督は今大会で勇退へ
第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで行われ、大垣日大(岐阜)は大会第4日の第3試合で只見(福島)と、クラーク記念国際(北海道)は第1日の第3試合で九州国際大付(福岡)と対戦する。両校を率いる阪口慶三監督、佐々木啓司監督には史上初となる昭和、平成、令和の“3元号”勝利という期待もかかる。
阪口監督は1967年に母校の東邦(愛知)の監督に就任。1989年の選抜で優勝を果たすなど、春夏を通じ昭和で12回、平成で20回の甲子園出場。そして今回が令和での初出場となる。出場32回で通算成績は38勝31敗、優勝1回、準優勝3回。
また、佐々木監督は1978年に母校の駒大岩見沢(北海道)の監督に就任。同高が閉校となったことから、2014年からクラーク記念国際で指揮を執る。甲子園には昭和に3回、平成で9回、令和では初出場。出場12回で通算成績は7勝12敗となっている。
すでに勇退を発表し、今大会が最後の甲子園となるのが、第4日の第2試合で天理(奈良)と対戦する星稜(石川)の林和成監督と、第3日の第3試合で高知と対戦する東洋大姫路(兵庫)の藤田明彦監督。有終の美を飾れるか注目だ。
(Full-Count編集部)