突如の超スローボールに場内騒然 計測不能…鷹育成左腕に「これはたまげた」
育成4年目・岡本の“変幻自在”投球に打者も翻弄される
ソフトバンクの育成左腕が投じた“超スローボール”に、球場がどよめいた。9日の春季教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)で、岡本直也投手が7回に登板。投じた山なりの緩いボールに、打者は“硬直”して凝視した。
先頭の堂上を三振に仕留め、大野奨は左飛に。2死走者なしで、右打席に石垣を迎えた初球だった。投じたボールは緩く放物線を描き、捕手のミットへ。低めに外れたものの、打者は驚いたように動きを止め、ボールに見入った。球速表示すら出ないほどの遅さだった。
直後に138キロで空振りを奪い、結果的には101キロのカーブで空振り三振に。育成4年目を迎えた25歳の変幻自在の投球に、SNS上ではファンから「これやばかった」「これはたまげた」「見てて面白いピッチャーって感じ」との声が上がっていた。