加藤豪将は「層を厚くする選択肢」 ブルージェイズ番記者がメジャー初昇格を期待
昨季はパドレス傘下で114試合に出場、打率.306マークも昇格ならず
ブルージェイズと昨年12月にマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加する加藤豪将内野手に、期待の声が寄せられている。MLB公式サイトでブルージェイズ番を務めるキーガン・マシソン記者は、守備のユーティリティ性を強調。「チームの層を厚くする選択肢になり得る方法がいくつかある」とメジャー昇格に向けた可能性を展望している。
マシソン記者は、キャンプ施設で打撃練習に励む加藤の姿を添えてツイート。「一塁、二塁、三塁、左翼を守った経験がある」と、様々なポジションを担える“強み”があると見る。昨季はパドレス傘下3Aエルパソで114試合に出場し、打率.306、8本塁打、42打点をマークしたものの、メジャー昇格ならず。新天地でのアピールを目指す。
2013年ドラフト2巡目でヤンキースから指名された加藤。2019年に初めて3Aまで昇格すると、打率.279、11本塁打をマーク。メジャー初昇格の機運も高まっていたが実現せず自由契約に。その後はマーリンズ、パドレスとマイナー契約を結ぶも、高い壁に阻まれた。今季こそ吉報は訪れるのか。27歳の挑戦が注目される。