禁止薬物違反で1年ぶり合流も「酷い体型」 元スターの“転落”にファン失望

メッツのロビンソン・カノ【写真:AP】
メッツのロビンソン・カノ【写真:AP】

2021年は1年間の出場停止処分、年俸28億円の契約を2年残している

 禁止薬物規定に違反し、昨季は1年間の出場停止処分を受けていたメッツのロビンソン・カノ内野手が、1年ぶりにスプリングトレーニングに合流した。地元放送局「SNY」のツイッターはキャンプ地に到着する様子を公開したが、以前と違った風貌に「これは本物のカノじゃないと言ってくれ」と注目が集まっている。

 カノは2005年にヤンキースでメジャーデビューすると主砲として活躍。2013年12月にはマリナーズと10年2億4000万ドル(約283億円)で超大型契約を結ぶと、2009~14年にかけては6年連続で打率.300以上、2016年には自己最多の39本塁打を放った。そんな順風満帆なキャリアは2018年に暗転する。薬物規定違反で80試合の出場停止の処分を受けると、オフにはトレードでメッツに放出された。

 新天地のメッツでは故障に苦しみ、2019年は107試合の出場で打率.256、13本塁打の成績。2020年の短縮シーズンは49試合で打率.316と復活したものの、再び薬物規定に違反して2021年は1年間の出場停止処分を受けた。ファンの期待を裏切っている状況だが、大型契約は残り2年で年俸はそれぞれ2400万ドル(約28億円)となっている。

 そんなカノは、ドレッドヘアに大きくなった体型と以前とは違う風貌でキャンプ地に到着した。これにはファンも「丸々と太ったように見える」「体を絞ってくれたらいいんだけど」「酷い体型」「シーズンに向けて唯一のネガティブ要素」と失望。一方で、オフに参加していたドミニカのウインターリーグでは、17試合に出場して、打率.344と好成績を残しており、「この男にセカンドチャンスを」と復活を願う声も寄せられた。

【実際の映像】「丸々と太ったように見える」キャンプ地に到着したカノ

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