真ん中から揺れるように外角へ… カブス技巧派の“勝負球”は「美しい」「球界最高」
エース・ヘンドリックスが2回3安打1失点、極上のチェンジアップが注目された
カブスのカイル・ヘンドリックス投手は17日(日本時間18日)、オープン戦開幕となったホワイトソックス戦(7回制)で先発し、2回3安打1失点と上々の試運転を見せた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は通算83勝右腕の勝負球に注目。ファンは「とても美しい」「球界最高の球」と酔いしれている。
フリードマン氏が「エグいチェンジアップ」と注目したのは初回無死一塁。コリンズへの投球だった。真ん中付近から逃げるような軌道を描く外角へ決まる投球。バットは空を切っている。
昨季は32試合登板し、14勝7敗、防御率4.77を記録。3年連続開幕投手の期待は大きい。「この景色がずっと見たかった。神よ、これは美しい」「プロフェッサー」「途方もない動き」「復活のシーズンがやってくる」「このエグい球がタイムラインに戻ってくるのを待っていた」「球界最高のチェンジアップ」などと注目されている。