鈴木誠也がメジャーで活躍するには？　元オリ・ジョーンズ氏が指摘した成功の鍵

元オリックス・ジョーンズが語る鈴木誠也「素晴らしい選手だ」

　広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた鈴木誠也外野手が、カブスと5年総額8500万ドルで契約合意したと米複数メディアが伝えている。米メディアからの注目も高まっている。元オリックスのアダム・ジョーンズ氏がMLBネットワークのジョン・モロシ記者のインタビューに応じ、オリックス在籍時に鈴木から受けた印象やメジャーでの課題について語っている。

　ジョーンズ氏は2020、21年とオリックスでプレー。リーグは違ったが、メジャー通算282発男は鈴木に熱い視線を注いでいたようだ。「素晴らしい選手だ。才能があり、体も大きい。スピードもあって強さもある」。同じ右の外野手だったこともあってか興味を持っていたようだ。

　広島で2度の首位打者に輝き、侍ジャパンでも4番を打った。実績は申し分ない。それでも、数多くの日本打者がメジャーへのアジャストに苦しんできた。ジョーンズ氏は「重要なのは速球に対応できるかどうか。メジャーではみんなとても速い球を投げるからね。（レッズの）カスティーヨやキューバ人投手、あとは（ブルワーズの）ウッドラフやコービン、ヘイダーといった投手と対戦することになる。かなり速い球を見ることになるだろう」と鈴木の活躍のポイントを挙げた。

「私は彼なら大丈夫だと思う。才能がある。うまく修正するだろう。それだけの才能がある。だから彼を見るのは楽しいことになるだろう。（カブスでチームメートになるマーカス）ストローマンも喜んでいると思うよ。カブスが補強したわけだからね」。多くのオリックスファンから愛されたAJは日本屈指の好打者へ高い期待を寄せている。

（Full-Count編集部）