カブス鈴木誠也「熱意に心がやられた」 複数球団の争奪戦…入団会見で語った舞台裏

黒田博樹が復帰した2015年からメジャーへの思いが強くなった

 ドジャース、ヤンキースで投手として活躍した黒田博樹が2015年シーズンに広島に復帰。メジャーへの思いが強くなった。「ここをずっと目標にしてやってきて、ここで一番の選手になりたいという思いで日本でずっと取り組んできたので。ようやくそのチャンスがあるタイミングだったので、挑戦を決めました」と打ち明けた。「やれる自信は沸いてないんですけど、もっと力をつけて。今、選手に会いましたけど、体のサイズが違いすぎて、もっとトレーニングをしないとダメだと思いました」とも語った。

 背番号「27」を選んだ理由については「マイク・トラウト。アイ・ラブ・ユー」と英語で話し、会場の笑いを誘った。ユニホームには「いや、もうなんかかっこいいですし、自分がここにいるのが信じられないぐらい。すごく嬉しい気持ちです。青のユニホームを着るのは初めてなので。すごく嬉しいです」と喜んだ。

 スプリングトレーニングは短い。「もちろん日本の投手とは全然違いますし、スピードも身長も体格も違うので。自分の変化を怖がらずに、ここでアジャストするんだ、という気持ちで来ています。そこの変化の恐怖心は全くない。本当に打席に立って、自分が感じたことを打席の中でしっかりやれればいいのかなと思います」。メジャーリーガー・鈴木誠也としてスタートを切った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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