浦和学院、7年ぶり選抜白星 通算28勝名将の長男・森監督は甲子園初采配&初勝利
浦和学院は4回に鍋倉の適時三塁打、高山の大会1号2ランで3点を先制
第94回選抜高校野球大会が19日、甲子園で開幕した。大会初日第1試合は浦和学院が4-0で大分舞鶴(21世紀枠)を下した。選抜の勝利は2015年以来、7年ぶり。昨年秋から指揮を執る森大監督は甲子園初采配で初勝利を挙げた。
試合が動いたのは4回。浦和学院は先頭の金田優太(3年)が中前打、続く鍋倉和弘(3年)がフェンス直撃のタイムリー三塁打で先制。さらに高山維月(3年)がバックスクリーン右へ飛び込む大会1号2ランを放ちこの回、一挙3点を奪った。
5回には2死一塁から再び金田が左中間へ適時二塁打を放ちリードを広げた。投げてはエース左腕・宮城誇南(3年)が2安打、13奪三振の完封でチームを勝利に導いた。昨夏限りで退任し甲子園通算28勝を誇る森士氏から、バトンを受けた長男・森大監督が初勝利をマーク。
今大会は3年ぶりにブラスバンドの応援が復活。両校のアルプス席からは吹奏楽が鳴り響き、試合を盛り上げた。
(Full-Count編集部)