56センチ真横滑りが「半端じゃない」 ヤンキース右腕の投じたスライダーが大反響
初のメジャー昇格目指す「反則級」の変化球
ボールだと思って見逃した球が、いきなり真横に滑りほぼ真ん中のストライクになるのだから打者はお手上げだ。攻略困難な魔球が、ファンの注目を集めている。投球動画に「その魔法は何だ」「えぐいだけじゃ説明不足」とファンが次々にコメントを寄せている。
魔球の主は、ヤンキースの右腕ヘイデン・ウェズネスキー投手。18日(日本時間19日)のパイレーツとのオープン戦で左打者に投げたスライダーをピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに「ヘイデン・ウェズネスキーの82マイル(約132キロ)のエグいフリスビースライダー」として紹介。「22インチ(約56センチ)の横移動」とコメントも添えた。
驚きのコメントは「ボールの動きが半端じゃない」「変化おかしい」「その球は反則にしてくれ」「手品?」と続いた。ウェズネスキーはプロ4年目、昨年の「MLB Pipeline」の球団内有望株ランキングで15位に選出された24歳の右腕。昨季はマイナー1Aから3Aまで駆け上がり、今季はメジャーキャンプに招待されている。魔球と共に初のメジャー登板を果たせるだろうか。