構えもフルスイングも柳田そっくり!?　鷹の“ギータ2世”が豪快な公式戦初アーチ

2020年ドラ2笹川が高卒2年目で初の公式戦アーチ

　ソフトバンクの“柳田2世”笹川吉康外野手が、公式戦初の本塁打を放った。20日にタマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグのオリックス戦。7回に豪快なフルスイングで右翼防球ネットに突き刺さる本塁打を放ち、スタンドはどよめきに包まれた。

“柳田2世”として期待される高卒2年目の笹川。この日は「7番・左翼」で出場すると、驚きの一発を放った。7回1死走者なしで打席に入ると、1ボール2ストライクからドラ7ルーキー小木田が投じた4球目をフルスイング。快音を響かせた打球は弾丸ライナーで右翼フェンス後方のネットに突き刺さった。

　横浜商から2020年のドラフト2位でソフトバンクに入団した笹川。恵まれた肉体と常人離れした飛距離でチーム内では柳田悠岐外野手を彷彿させる「ギータ2世」として期待されている。豪快なフルスイングはもちろん、構えもどことなく柳田に似ており、今後の成長が楽しみなバッターだ。