大谷翔平、今季は1番起用の可能性も? トラウト復帰で広がる起用の幅

エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】

20日のダイヤモンドバックス戦では2番・大谷、3番・トラウトの並び

 19日(日本時間20日)に行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平投手。2回の第2打席で今季“初安打”となる左前適時打を放ち、2打数1安打1打点。また、昨季の大部分を故障で欠場したマイク・トラウト外野手も2打数2安打を記録した。

 2022年初めて揃い踏みした“トラウタニコンビ”。MLB公式サイトは「トラウト、オオタニのコンボは待望の光景」とする記事を掲載。記事では「ダイヤモンドバックス戦でトラウトとオオタニというスーパースターが見せた活躍は、今季訪れるべきものの予兆だとエンゼルスは期待している」と伝えている。

 昨季は主に2番に入っていた大谷だが、トラウトが復帰することで、どのように起用されるのか。この日は2番・大谷、3番・トラウトの並びだったが、記事ではマドン監督の「ショウヘイが1番を打つ可能性もある」とするコメントを紹介。「アンソニー(レンドン)が戻ってくれば、あらゆる面で変わってくる。私としてはショウヘイが2番を打つのも、1番を打つのも好きだ」と語り、大谷にリードオフマンを託す可能性を示している。

 306日ぶりに実戦に復帰し「長かった。健康になって、フィールドに立つことが嬉しかった。本当にいい感触だった」と語ったトラウトは、(大谷がメジャーでプレーし始めた)2018年からの2年間は主に2番、直近2シーズンは3番を務める機会が多い。3度のMVPを獲得したチームの大黒柱が復帰したことで大谷にどんな影響があるか。その打順の並びも注目だ。

(Full-Count編集部)

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