菊池雄星のスライダーが“キレッキレ” 驚愕変化に「エグい」「この男が4、5番手?」
移籍後初登板でヤンキース相手に2回無安打4奪三振の好投を見せた
■ブルージェイズ 9ー2 ヤンキース(オープン戦・日本時間23日・ダンイーデン)
マリナーズからFAとなり、ブルージェイズに加入した菊池雄星投手。移籍後初登板となった22日(日本時間23日)のヤンキースとのオープン戦で2回無安打4奪三振無失点と好投した。初回2死から4者連続三振を奪ったが、話題になっているのが2回先頭打者を空振り三振に仕留めたスライダー。ファンは「これはエグい」などと驚きの声を寄せている。
菊池は初回、2死三塁のピンチを迎えたがアンドゥハーを三振斬り。2回は圧巻の3者三振で、ブルージェイズでの初登板を終えた。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が着目したのが、2回先頭のエステバン・フロリアルを空振り三振に仕留めた宝刀スライダーの切れ味だった。
左打者のアウトローに滑り落ちる82マイル(約132キロ)の映像を自身のツイッターに投稿。ファンは「この男が(先発)4、5番手だって?」「これはエグい球だ」「先発5番手と聞いていたんだけど」「うんざりするほどすごい、は控えめな表現」「サイ・ヤング賞シーズンがやってくる」とコメントしている。
昨季はマリナーズで29試合に登板して7勝9敗、防御率4.41。オールスターにも初選出された菊池は昨季終了後に1年1300万ドル(約15億3700万円)の契約オプションを破棄してFAとなり、3年総額3600万ドル(約43億5700万円)でブルージェイズ入りした。メジャー4年目の今季はどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。