最速166キロ、22歳有望株の剛球“連発”にファン戦慄「凄い」「本当にスペシャル」
22歳のグリーンはカブスとのOP戦で100マイル超を連発、1回無失点に封じた
最速103.1マイル(約166キロ)を誇るレッズのハンター・グリーン投手が、初めて参加しているメジャーキャンプで評価を上げている。21日(日本時間22日)にカブスとのオープン戦に救援登板し、1イニングを1安打2奪三振無失点。投じた17球中、7球が100マイル(約161キロ)以上だったといい、ファンからは「デビューが待ちきれない」など期待の声が寄せられている。
MLB公式サイトによると、22歳のグリーンはカブス戦の5回に登板し、1イニング17球を投げて1安打2奪三振無失点。100マイル超の剛球でねじ伏せた投球に「とてもいい気分だ。成長したと思うし、今年はより準備ができている」と手応えを口にした。デビッド・ベル監督は「彼はここ(メジャーリーグ)に属しているように見える。重要なことは、彼自身がそう感じていることだ」と目を細めている。
2017年ドラフト1巡目(全体2位)でレッズ入り。2018年の「オールスター・フューチャーゲーム」で18歳にして最速103.1マイル(約166キロ)をマークして話題になった。その後、右肘のトミー・ジョン手術を経て昨季はマイナーで計21試合に登板し10勝8敗、防御率3.30の成績を残した。大きな飛躍が期待される右腕がカブス戦でナルシソ・クルックを空振りに三振に仕留めたシーンを、MLB公式ツイッターが投稿すると「ローテーション入りさせろ」「凄い速球だ」「(メジャー)デビューが待ちきれない」「本当にスペシャル」と期待のコメントが寄せられた。