「残酷で容認できない」と酷評されたチームは? 今オフ各球団の補強を米メディア採点
「CBSスポーツ」がMLB各球団の補強を“採点”
ロックアウトが収束し、メジャーリーグは開幕に向けた歩みを速めている。春季キャンプがおこなわれているグラウンド内に限らず、補強戦線についても同様だ。米メディア「CBSスポーツ」は、開幕まで2週間ほどとなった現時点で、各球団の「オフシーズンの成績」を評価、中には「残酷で容認できない」と酷評を集めているチームがある。
この記事では各球団の今オフの動きを、チームごとにA~Fの6段階で評価。ドジャース、メッツ、ブルージェイズ、メッツ、ツインズが高評価を得ている。一方で、ヤンキースは「悪くはなかった」というB評価にとどまっている。
ツインズとの大型トレードで三塁手のジョシュ・ドナルドソンを獲得するなどの動きはあったものの、記事は「(再契約した)アンソニー・リゾのボールのトラッキングデータも、彼がまだメジャーリーグで、あと1シーズン活躍できる時間が残っているかもしれないと示唆している。しかし、ツインズ、ロッキーズ、レンジャーズがトップFAと大型契約を結ぶ中、ヤンキースが、安価な代替案に落ち着いたことにがっかりしている。我々は昔のヤンキースが懐かしい。ファンもそう思っているだろう」と、かつての“金満”補強を懐かしんでいるようだ。
また、最悪のF評価をつけられているのが、インディアンスから愛称を変更したガーディアンズだ。記事は「クリーブランドのオーナーシップが、(昨季36本塁打の)ホセ・ラミレスと(エース格の)シェーン・ビーバーをわずかな給料で無駄に雇用することに尽力していることに、ある意味、感心する。ガーディアンズが、FAでメジャー契約したのは、控え捕手ルーク・メイリーだけだ。これは、残酷で容認できない」と酷評。オリオールズとレッズも最低のF評価だ。
さらに、大谷翔平投手の所属するエンゼルスの評価は「B」と高め。記事は特にリリーフ投手の補強を評価しており「堅実なグループになるはずだ」としている。
(Full-Count編集部)