大谷翔平の2四球は「喜ばしい」 マドン監督が“ストライクゾーン管理”を称賛
カブス戦「1番・DH」で1打数無安打、2四球
■エンゼルス 5ー4 カブス(オープン戦・日本時間25日・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)に米アリゾナ州テンピで行われたカブスとのオープン戦に「1番・DH」で出場し1打数無安打。一方で2四球を選んだ。ジョー・マドン監督はこの結果を「四球を選んでいるのはいいこと」と受け止めている。
大谷は第1打席がフルカウントからの四球、第2打席は日ハムでチームメートだったマーティンと対戦し二ゴロに終わった。第3打席はサンプソンの制球が定まらずストレートの四球で、豪快な打撃を期待していたファンから投手にブーイングが浴びせられた。出塁後に代走を送られ交代した。
マドン監督は大谷の打撃について「四球を選んでいるのはいいこと。ストライクゾーンを拡げていないので、私としては喜ばしい。トラウトやレンドン、ウォルシュらが打線にいることを考えている」と、後続打者のために出塁するのも仕事だと言いたげ。昨季は故障に泣いたトラウトやレンドンがいる打線なら、これも得点につながる。
大谷が打者としてオープン戦に出場するのはこれが3試合目。19日(同20日)のダイヤモンドバックス戦が2打数1安打、22日(同23日)のロッキーズ戦が3打数無安打だった。打率も.167まで低下している。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)