中日先発・勝野がスタンド中段に逆転2ラン! 投手の特大プロ1号に敵地どよめく
投げては6回を7安打5奪三振2失点…勝ち投手の権利得て降板
■巨人 7ー5 中日(26日・東京ドーム)
中日の勝野昌慶投手が26日、東京ドームでの巨人戦に先発。1点ビハインドの5回には、プロ1号となる特大の逆転2ランを放って自らを援護。投手とは思えない当たりに、敵地はしばらくどよめいたままだった。
2回と4回に1点ずつを失った勝野。1点を追う5回の攻撃では、2死から京田が内野安打で出塁。続投する勝野は第2打席を迎えると、巨人先発の山崎が投じた高めの直球をめいっぱい振り抜いた。打球は大きな放物線を描き、左中間スタンド中段へ。満面の笑みでベンチに迎えられた。7回に代打を送られて降板。6回を投げ、7安打5奪三振2失点で勝ち投手の権利を手にした。
三菱重工名古屋から2018年のドラフト3位で入団した勝野。昨季は17試合に登板して3勝6敗、防御率3.74だった。プロ4年目の今季はオープン戦で1試合登板ながら、5回を無失点に抑え、開幕ローテをつかんだ。