大谷翔平、OP戦2号は“技あり”2ラン 5回に3戦ぶり一発、スタンドにMVPコール
敵地ロッキーズ戦で「1番・指名打者」で先発出場
■エンゼルス 8ー2 ロッキーズ(オープン戦・日本時間30日・スコッツデール)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズとのオープン戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で3試合ぶりの2号2ランを放った。7回の打席で代打を送られて途中交代。2打数1安打2打点、2得点1四球。打率.286、OPS1.214となった。チームは4本塁打8得点で大勝し、2連勝を飾った。
技ありの一発だった。5回無死二塁。右腕チャシーンの内角シンカーを逆方向へ打ち返した。左翼席へ飛び込む2号2ラン。飛距離367フィート(約111.9メートル)だった。26日(同27日)の敵地・ホワイトソックス戦以来3試合ぶりのアーチ。スタンドにはMVPコールが響いた。
初回先頭は二ゴロに倒れ、4回先頭は四球で出塁。1死後、レンドンの右飛でタッチアップで二塁へ進む好走塁を見せた。アップトンの中越えへの逆転3ランで生還。スズキにも2ランが飛び出し、1イニング5得点を演出した。
オープン戦は打者として8試合出場、14打数4安打の打率.286、2本塁打、5打点となった。30日(同31日)は休養日で、31日(同4月1日)の敵地・ブルワーズ戦ではオープン戦2度目の先発マウンドに上がる予定。開幕へ順調な仕上がりを見せている。