「捕手の親指がもぎ取られる」 人類最速右腕の“164キロ魔球”が「絶対ヤバイ」
最速169キロを誇るヒックスが164キロのシンカーで三振を奪った
■マーリンズ 7ー4 カージナルス(オープン戦・日本時間1日・ジュピター)
“人類最速”169キロを誇るカージナルスのジョーダン・ヒックス投手は、鋭く曲がる変化球の使い手としても知られる。3月31日(日本時間4月1日)のマーリンズとのオープン戦では、102マイル(約164キロ)の超高速シンカーを投じ、「捕手の親指がもぎ取られる」「あれは打てない」と驚きの声があがった。
ヒックスはマーリンズ戦の5回に登板。2死二塁の場面で左打者のジャズ・チザムを三振に仕留めた。最後の一投はアウトローに沈む約164キロの超高速シンカー。捕球した捕手のミットが弾き飛ばされんばかりの勢いだった。
MLB公式インスタグラムが投球動画を投稿すると、「あれは絶対ヤバイ」「マジで、捕手が取ったことの方に感心したよ」「あれは打てない」「禁止にすべき」「捕手の親指がもぎ取られる」「102マイルがそんな動き方していいわけない」とファンはコメントを寄せた。昨季は右肘炎症で5月上旬に戦線離脱した剛腕。今季の活躍が注目される。