阪神、球団ワースト更新の開幕7連敗 藤浪がプロ初3被弾で4回6失点の大炎上

3回、丸に2点適時打を浴びた阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
3回、丸に2点適時打を浴びた阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

初回から坂本&ポランコに2連続被弾、3回にも大城から一発浴びる

■阪神 5ー6 巨人(1日・東京ドーム)

 阪神は1日、東京ドームでの巨人戦に5-6で敗れた。いまだ勝てず、開幕から7連敗は球団ワーストを更新。先発の藤浪がプロ初の3被弾を喫するなど4回7安打6失点と炎上した。今季初の伝統の一戦で、巨人打線にのみ込まれた。

 藤浪は初回、坂本とポランコに連続ソロを浴びると、続く2回にも大城からソロを被弾した。さらに3回も2死満塁から丸に2点適時打を浴び、4回には坂本の犠飛でさらに1失点。5回のマウンドには石井が上がり、無念の降板。88球を投げ、3被弾を含む7安打、3奪三振、4四球と精彩を欠いた。

 巨人のエース・菅野に対し、打線は5回に糸井が中前適時打。6回にも近本が適時三塁打などで2点を返した。さらに9回には巨人のドラフト1位大勢から大山が2ランを放ったが、あと一歩のところで反撃及ばず。序盤の失点が最後まで響いた。

 前日3月31日の広島戦に敗れ、球団初の開幕6連敗を喫していたチーム。新たなカードを迎えても兆しは見出せず、矢野監督のラストイヤーはまだ幕が開けない。

(Full-Count編集部)

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