鈴木誠也を「初めて見たがベリーストロング」 豪快2ランに敵軍のマドン監督大絶賛
2試合ぶりの2号…敵将ながら「スズキはグッドだ」
■カブス 5ー4 エンゼルス(オープン戦・日本時間3日・メサ)
カブスの鈴木誠也外野手が2日(日本時間3日)、米アリゾナ州メサで行われたエンゼルスとのオープン戦で、“メジャー2号”となる2ランを放った。「5番・右翼」で先発出場し、4回の第2打席に2試合ぶりの一発。左中間に悠々と運んだ豪快な当たりに、敵軍のジョー・マドン監督も「彼のプレーを初めて見たが、ベリーストロング」と絶賛した。
2回無死一塁の第1打席は空振り三振に倒れたものの、迎えた4回2死一塁の第2打席。1ボール2ストライクから4球目にきたスライダーを捉えると、大きな放物線は左中間フェンスを悠々と越えて着弾した。オープン戦2安打目となったが、いずれも快音は本塁打となった。
6回の守備で交代し、2打数1安打2打点で打率.143に。わずか2打席だったが、マドン監督は「スズキはグッドだ」と敵ながらあっぱれの様子。痛烈な一発をベンチから目の当たりにして「本当に精力的にプレーしている」と唸った。
オープン戦は残り3試合。鈴木は「シーズンに入ったらまたいろいろ変わると思いますし、今は本当に怪我しないようにしっかり体動かしてやっていきたいなと思ってはいます」と見据えた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)