129億円アップトン“戦力外”でファン激論 「タイミングが不思議」意見真っ二つ
地元紙のフレッチャー記者が「DFAに満足ですか?」と投票実施
エンゼルスは2日(日本時間3日)、ジャスティン・アップトン外野手を40人のロースター枠から外す「DFA」の措置を取った。5年1億600万ドル(約129億円)契約の最終年だったが、開幕直前に事実上の戦力外に。球団の決断をめぐり、ファンの意見は真っ二つ。「理解できない」「イエスでありノーだ、答えられない!」と大混乱している。
2019年以降は苦しんできた34歳のアップトン。ブランドン・マーシュとジョー・アデルら若手外野陣が台頭したことで放出はささやかれていたものの、今季のオープン戦ではここまで7試合に出場して3本塁打、11打点、打率.333と好調を維持した。それだけに、ファンにとっては理解し難い現実のようだ。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は、自身のツイッターで「あなたはエンゼルスがジャスティン・アップトンをDFAしたことに満足ですか?」と投票を実施。3692票のうち、Yesが「51.3%」、Noが「48.7%」と拮抗した。
賛成派では「アデル、マーシュ、ウォードは全員彼より優れている」と世代交代に頷く意見も。一方で反対派では「彼はマーシュ、アデル、ウォルシュと交互に使うことができたはずだ」との声も上がった。ただ最も多かったのは、“どちらとも言えない”派。「理解できるけど、彼はこの春怪我もなく調子良かったじゃないか。タイミングが不思議に思える」「なんで『分からない』って選択肢がないの 自分の気持ちが分からないよ」と苦しんでいた。
(Full-Count編集部)