「上には上がいた」地元のスター小学生が知る現実 “NPBジュニア”が与える刺激
元中日右腕・朝倉氏の次男「負けてらんねーなと思いました」
地元で一目置かれる存在たちが、セレクションを経て結成する中日ジュニア。メンバー16人の実力が拮抗する中で、普段とは違うポジションを守ることも。「チームのために何かできる選手になりなさい。できないんだったらやめなさい。それは親御さんの前でもしっかり伝えています」と湊川監督。チームプレーの大切さは一生ついて回るからこそ、熱を込めて説く。
レベルの高い選手とチームメートになることで、新たな気づきや刺激を得る。元中日投手・朝倉健太氏の次男・陸くんは「負けてらんねーなと思いました」とさらなるやる気につながった様子。大会で4本塁打を放った山本寿希也くんも「上には上がいました。めっちゃいました」と目を輝かせていた。
井の中の蛙にならず、“大海”を知ることでさらに向上心が促される。子どもたちにとっては、本当のトップクラスを知るまたとない機会。過去のトーナメント出場者から70人のNPB戦士が生まれているのも頷ける。
(小西亮 / Ryo Konishi)
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