大谷翔平は「特別な選手」 メジャー563発レジェンドも虜に「MLBがルールを変えた」
開幕戦を前にFull-Countに対し「彼のプレーを見るのが楽しみ」
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたアストロズとの開幕戦に「1番・投手」で出場した。初の開幕投手では5回途中4安打1失点9奪三振と“奪三振ショー”を展開。今季から導入された新ルールによって降板後もDHとしてオーダーに残り、打者としては4打数無安打だった。
投打二刀流での開幕戦、そして“大谷ルール”によって降板後も打者としての出場を続けられる。見どころ満載で米ファンからも注目を集めた一戦には、メジャー通算563本塁打を放っている伝説的プレーヤーの胸も躍らせていた。
1967年から1987年までの21年間、エンゼルスやアスレチックス、ヤンキースなどでプレーし、563本塁打を放っているレジー・ジャクソン氏はFull-Countに対し「オオタニはグレートな選手。彼のプレーを見るのが楽しみだ。MLBが彼のためにルールを変えた。特別な選手だ」と称賛の言葉を並べていた。
開幕戦に二刀流で臨む大谷の姿に思いを馳せたジャクソン氏は「楽しみながら彼のプレーを見させてもらうよ」。メジャーで歴代9位の通算本塁打数を誇る伝説のプレーヤーでさえも、大谷翔平の“虜”になっているようだった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)