ダルビッシュ、打者の手元で急落する“魔球”に米衝撃「これは無理」「気持ち悪い」

ダイヤモンドバックスとの開幕戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
ダイヤモンドバックスとの開幕戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

2年連続3度目の開幕投手を務めたダルビッシュは6回無安打無失点3奪三振の快投

■ダイヤモンドバックス 4ー2 パドレス(日本時間8日・アリゾナ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、敵地でのダイヤモンドバックスとの開幕戦に先発し、6回無安打無失点、3奪三振の快投を見せた。後続が打たれ開幕白星こそ逃したが、驚異の落差を見せたスプリットにファンも「エグかった」「これは無理だ」と衝撃を受けたようだ。

 2年連続3度目の開幕投手となったダルビッシュが抜群の投球を見せた。最速97.4マイル(約156.8キロ)の直球と多彩な変化球を武器に、ダイヤモンドバックス打線を無安打に封じた。許した走者は初回、3回、4回に与えた4四球のみだった。

 2点リードで迎えた9回は、昨季まで阪神でプレーしたスアレスが登板するも、3四死球で無死満塁のピンチを作り降板。さらに後を受けたスタメンが暴投で1点を失うと、最後はビタにサヨナラ3ランを浴びた。ダルビッシュの開幕白星は吹き飛んだが、2022年シーズンは好スタートを切ったといってもいいだろう。

 ダルビッシュの快投を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家、ロブ・フリードマン氏も注目。6回1死から左打席へ入ったマルテを89マイル(約143.2キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた1球を、自身のツイッターで動画を交えて公開すると、大きく沈んでいく“魔球”にファンも「なんだこれ!」「(変化が)気持ち悪い」「ヤバっ」と驚きの声を上げていた。

(Full-Count編集部)

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