法大2年生エース、今季初戦で圧倒の14K完投 150キロ超連発で早大ねじ伏せる
篠木健太郎、6回にはクリーンアップを3者連続空振り三振
東京六大学野球の春季リーグ戦が9日、明治神宮野球場で開幕し、第2試合は法大が4-1で早大に勝利した。先発した法大の篠木健太郎投手(2年)が、1失点で完投。この日最速152キロの直球を中心に14奪三振を奪い、早大打線を圧倒した。
法大は2回に今泉颯太内野手(3年)の左越えソロなどで3点を先制。4回にも相手の失策の間に1点を加えた。今季初戦のマウンドに上がった篠木は、初回から150キロを連発すると、2度の3者連続三振を含む14奪三振。打っても2回に中堅の頭上を越える適時三塁打を放つなど、3打数2安打1打点1四球の活躍を見せた。
木更津総合高(千葉)時代から、プロからの注目を集めていた篠木は、昨秋にリーグ戦デビューし3試合に登板。今季は2年生ながら主戦を任されている。頼もしい右腕の快投で、法大が白星発進した。